兵庫県姫路市広畑区のマンション一室で同居していた無職の姉(31)の遺体を放置したとして、同県警網干署は15日、死体遺棄の疑いで、いずれも無職の妹(30)と弟(28)を逮捕した。
2人の逮捕容疑は9月初旬ごろ~15日午前、自宅に姉の遺体を遺棄した疑い。同署によると「姉は約2週間前から呼びかけに応じなくなった。冷たくなり死んでいたのは分かったが、放置した」とともに容疑を認めているという。
姉の遺体に目立った外傷はなく、服を着て、あおむけで布団をかぶった状態だった。同署は17日にも司法解剖し、詳しい死因などを調べる。
捜査関係者によると、3人は単身者向けのワンルームに暮らしていた。姉と連絡が取れないことを不審に思った市職員が15日、同署に通報。発見時、2人は部屋にいたという。