無免許でトラックを運転し、当て逃げ事故を起こしたとして、兵庫県警葺合署は7日、道交法違反(無免許運転、事故不申告など)の疑いで、明石市の会社員の男(62)を逮捕した。
逮捕容疑は7日午前10時20分ごろ、神戸市中央区磯上通1の市道を無免許で運転。上り坂の交差点で信号待ち中にブレーキ操作を誤って後退させ、後続の大型トラックにぶつかったが、そのまま走り去った疑い。容疑を認めているという。
同署によると、ぶつけられた大型トラックが追跡し、事故現場から約1・5キロ北にある新神戸トンネル入り口付近で追い抜いて停車させたところ、男は車を置いて走って逃げたという。
その約30分後、男は自ら「逃げてしまいました」と110番。運転免許は1993年に取り消し処分を受けたという。トンネル入り口付近では、置き去りにされたトラックが道路をふさぎ、渋滞が発生した。同日夕になってレッカーで運び出されたという。









