勉強や卓球を教えていた当時小学５年生の男児の体を触り、その様子をビデオカメラで撮影したとして、兵庫県警西宮署は２１日、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反（製造）の疑いで、西宮市に住む会社員の男（２６）を逮捕した。

　逮捕容疑は２０２０年２月２９日午後１時１０分ごろ、西宮市内の公民館で小学５年生の男児＝当時（１１）＝の体を触り、その様子をビデオカメラで撮影した疑い。調べに対して容疑を認めている。

　同署によると、男は市内の卓球教室でコーチとして子どもらに卓球を教えており、その保護者たちが「子どもたちに勉強を教えてあげてほしい」と依頼し、公民館で勉強会を開いていたという。卓球教室に通う別の男児の保護者が「（男から）子どもが過度なスキンシップを受けている」と同署に相談し、捜査を続けていた。