自動車専用道路であおり運転をしたとして、姫路簡裁は19日、道交法違反で姫路区検に略式起訴された兵庫県但馬県民局の男性職員(52)に対し、罰金60万円の略式命令を出した。
同区検などによると、男性は4月20日午後10時10分ごろ、別の乗用車の通行を妨害する目的で、朝来市の播但連絡道路で自身の乗用車を停車。後方を走る別の乗用車を約8秒間停止させて、著しい交通の危険を生じさせたとされる。
男性は兵庫県警に自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで逮捕されたが、神戸地検は12月6日付で同違反としては不起訴処分(嫌疑不十分)とした。