高齢女性から特殊詐欺の手口でキャッシュカードを盗み現金計100万円を引き出したとして、兵庫県警伊丹署は20日、窃盗の疑いで、芦屋市の男(40)を再逮捕した。
再逮捕容疑は何者かと共謀し、2019年12月24日午後、金融機関職員を名乗って神戸市須磨区の女性=当時(84)=宅に「キャッシュカードが不正利用されている。職員が確認しに行く」などと電話した後、自宅を訪ねてカードを盗み、同市内の銀行のATMで2回に分けて計100万円を引き出した疑い。調べに「間違いない」と容疑を認めている。
男は伊丹市内の女性から同様の手口でキャッシュカード2枚を盗んだ疑いで今年1月に逮捕されており、当時はお好み焼き店「大阪ぼてぢゅう」(大阪市中央区)の経営役員だった。