神戸市は14日、同市垂水区名谷町の高曽公園内にあった樹木が倒れ、遊んでいた男子中学生(13)が腰の骨を折る重傷を負ったと発表した。木が倒れた原因や当時の詳しい状況は調査中だが、幹の内部が腐食していたという。
市によると、13日午後4時ごろ、男子中学生がヤマモモの木に引っかかったボールを取ろうとしたところ、木が倒れた。木は高さ約5メートル。地上から約50センチの部分が折れ、中学生は一時下敷きになったという。
男子中学生の保護者が翌14日に市へ連絡。同公園を管理する市建設局垂水建設事務所が現場や樹木の状況を確認し、周辺を立ち入り禁止にした。市は同園内の他の樹木についても倒木の危険がないか調べるという。