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図書館活用の学習コンクール 優秀賞に三田・富士小の男児

2020/12/09 05:30

 本や資料を活用して好きなテーマの研究成果をまとめる「図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰式がこのほど、三田市立図書館本館(兵庫県三田市南が丘2)で開かれた。小学生から大人まで、文化や郷土史、生物など幅広い分野を研究した。

 情報収集能力や情報リテラシーの向上を目的に図書館振興財団(東京)が主催する全国コンクールの予選に当たる。図書館の本や資料を使い、身近な疑問や興味のある分野を調べて冊子にまとめる。

 三田市内で応募があった20作品のうち、優秀賞2点、優良賞3点、佳作3点が選ばれた。優秀作品は全国コンクールに出品される。

 読書のほかにピアノにも打ち込んでいるという中田英伸君(11)=富士小5年=は優秀賞を獲得。作曲家・ショパンの生涯や音楽性を40ページ以上にわたってまとめた。調べるうちに「ショパンがどんどん好きになった」といい、ショパンを輩出したポーランドの音大に進学することが目標になったという。

 これ以外にも、渡り鳥の生態、川本幸民のビール醸造史など幅広いテーマの研究成果が受賞した。作品は14~27日、図書館本館の1階ギャラリーで展示される。同館TEL079・562・7300

(小森有喜)

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