新型コロナウイルス感染に伴う小中学校の学級閉鎖について、公表するかどうかの基準が兵庫県三田市を含む阪神間の7市1町で割れている。西宮、芦屋、伊丹市が具体的な学校名を明らかにしている一方、宝塚、三田市と猪名川町は「市立中学校」「町立学校」と校名を伏せて発表。川西市は学級閉鎖の決定そのものを発表していない。ほかのクラスの保護者に伝えるか否かも、市町により異なっている。(まとめ・山岸洋介)
西宮市では8日以降、4校が学級閉鎖になった。市教育委員会はそれぞれ校名、感染者の人数を公表。濃厚接触者がいるかどうかや、再開までの対応も追って発表した。市は「教育活動や市民生活の混乱を避け、誤った情報を拡散させないためにも、正確な情報を出す責務がある」とする。
芦屋市は校名に加え、感染者の学年も公表する。「感染状況を正しく伝え、市民にリスクを知ってもらう必要がある」との考えで、プライバシーを守りつつ「公的な情報はぎりぎりの範囲まで出す」とした。
国の公表指針は「まん延を防ぐための行動を個人が取れるようにするため、基本的な情報を積極的に公表する必要がある」と明記。しかし公表対象となる項目は大まかにしか定められておらず、自治体が悩む一因になっている。
公表に後ろ向きな市町は「当事者や家族の負担になる」「風評被害が起きうる」と説明。三田市も、校名を公表しない理由を「個人を特定しようとする動きや中傷が過去に相次いだため」と説明した。
川西市は「社会的な意義が薄れた」と、公表を8月に取りやめた。再び感染が急拡大し、子どもにも広がる新局面を迎えているが、元に戻す予定はないという。尼崎市には学級閉鎖そのものがない。
毎冬のインフルエンザによる学級閉鎖では、多くの市町が校名、学年に加えクラスまで公表しているが、コロナでクラスを公表している例は阪神間ではない。担当者らは公表の意義を認めつつ「コロナは差別が懸念され、まだ同列に扱えない」と口をそろえた。
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