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介護職の魅力アピールへ 事業所や社協が企画考案中

2021/10/23 05:30

 介護現場の人材不足が課題となる中、兵庫県三田市内の事業所や市社協などが介護職の魅力をPRする企画を進めている。このほど開かれた第1回の話し合いには、市内の特別養護老人ホームの職員ら15人が参加した。

 市社会福祉協議会が呼び掛けて実施した。資格は持っているが、介護の職には就いていない「潜在資格者」をどう業務につなげるか、といったテーマで議論した。

 ある参加者は「子育てや親の介護、人間関係、夜勤など、離職した理由が何なのかという分析が必要」と指摘。また合同フェア、相談会といった気軽に立ち寄れる機会をつくることや、職場体験やインターンで実際の仕事のイメージを持ってもらうことが必要という意見も出た。

 動画や冊子の作成といったPR方法についても検討を重ね、12月をめどに方針を決める。(小森有喜)

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