女子硬式野球チームの兵庫ブルーサンダーズ(兵庫県三田市)は今季から着用する新しいユニホームも発表した。女性だけでつくる野球ユニホームメーカー「EUGENE(イウジン)」(大阪市)が開発。体のラインに沿ったシルエットで素材を軽くするなど女性が着用しやすいデザインを目指したという。
選手らによると、市販のユニホームは男性用に作られているため、ズボンが余ったり、重く感じたりしたという。
メーカー担当者は選手らと意見交換を重ねながら開発。襟にV字の切れ込みを入れ、首元が美しく見えるようにした。ズボンに大きなロゴを配置し、下半身が引き締まった印象を与えるよう工夫した。
大浦光莉投手(19)は「フィットしているし伸縮性もあって動きやすい。襟のデザインもお気に入り。かっこいいユニホームに恥じないプレーをしたい」と話していた。(小森有喜)