河口の湿地や干潟で繁殖する外来植物「ヒガタアシ」について解説する企画展が13日、兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく、同県三田市弥生が丘6)で始まった。国内で相次いで生息が確認されており、在来の生態系への影響が懸念されている。(小森有喜)
北米東部原産のイネ科多年草。高さ2・5メートルほどにまで成長し、地下茎を伸ばして数を増やしていく。繁殖力が強く1年間で数メートルほど範囲を拡大。再生能力にも優れ、一度定着すると根絶は容易でないという。
周辺の在来植物の生息地を奪う▽干潟を覆い水底生物、同生物を捕食する鳥が減る▽河口付近をふさいで漁船などの往来を妨げる-といったさまざまな可能性が想定される。
国内では2008年、愛知県豊橋市の河口付近で初めて確認され、14年に特定外来生物に指定。熊本、山口県でも見つかり駆除が進んでいる。ひとはくが生息するヒガタアシの遺伝子解析などを実施したところ、もともと生息していた北米の大西洋岸やメキシコ湾岸ではなく、中国からの貨物や船体などに付着して日本に入り込んだ可能性が高いことが明らかになった。
会場では、ヒガタアシの実物を展示しているほか、群生地の様子、湿地の在来植物や干潟の鳥類などをパネルで紹介している。担当する黒田有寿茂(あすも)主任研究員は「拡大を防ぐには、早期発見と迅速な駆除の開始が欠かせない。疑わしい植物を見つけた場合は地方環境事務所や自治体、博物館などに相談してほしい」と話している。
10日15日まで。午前10時~午後5時。月曜休館(月曜が祝日の場合は火曜休館)。今月15、16日は開館。ひとはくTEL079・559・2001
(小森有喜)

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