水鉄砲や水風船で遊べるイベント「水鉄砲ひろば　スプラッシュガーデン」が毎週金、土、日曜日、北摂コミュニティ開発センター前平面駐車場（兵庫県三田市弥生が丘１）で開かれている。子どもたちはびしょぬれになりながら、追いかけっこや的当てを思いっきり楽しんでいる。今月２８日まで実施する。

　近年、水鉄砲を使用できる公園が減っているといい、子どもたちが気兼ねなく遊べる場を提供しようと、同センターが企画した。

　人工芝の広場に、水鉄砲に補給する水を入れたビニールプールを用意しており、水風船も含めて道具は全て使い放題。タンクを背負って水を発射する耐久型や狙いを定めて撃つピストル型などさまざまな種類の水鉄砲を試すことができる。

　友達に背後からそっと近づいて、水風船をばしゃっ。１人で参加した子も水をかけ合って仲良くなり、最後には片手に盾を持ち、ゲームの世界さながらの撃ち合いを楽しんでいた。

　神戸市立長尾小学校２年の男児（７）は「たくさんの水を一気に撃てる鉄砲が強かった。ここで友達になった子たちと遊べて楽しかった」と笑顔で話した。

　４歳～小学生が対象で、１人５００円。午前９時半、同１０時半、同１１時半からの３部制で各回３０分。定員は１回につき２０人。参加は開始の３０分前から現地で受け付ける。環境省が発表する暑さ指数で、三田市が危険を示す３１以上になった場合や大雨、強風警報が出た際などは中止する。実施の可否は同センターのツイッターやホームページで発信している。（喜田美咲）