児童虐待の相談件数が全国的に増える中、兵庫県三田市は、ベストセラー「ツレがうつになりまして。」の漫画家、細川貂々(てんてん)さん(宝塚市在住)にイラストを依頼し、子育て相談のパンフレットを作った。表紙は「たすけてください」と話す女性のイラストとともに「言ってもいいの?」という言葉を添え、親の不安な気持ちに寄りそうデザインになっている。11月は児童虐待防止推進月間。(中島摩子)
同市によると、2021年度に寄せられた児童虐待相談件数は過去最多の504件。内訳は心理的虐待が233件、身体的虐待が161件、ネグレクト(育児放棄)が105件、性的虐待が5件だった。また、児童福祉法に基づき20人を一時保護した。件数は17年度(248件)からほぼ倍増した。
同市の担当者は「身近に相談できる相手がなく、しんどさをため込み、『このままではたたきそう』と切羽詰まった親からの相談もある」と話す。新型コロナウイルス禍で「家族みんながいらいらしている」ことも影響しているとみられ、子どもが交番に直接駆け込んだ例もあったという。
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同市は以前、別のパンフレットを配っていたが、「字が多かった」といい、「ぱっと手に取り、相談してみようと思ってもらえる物にしたい」と考えてきた。
そんな中、細川さんにイラストを依頼するきっかけになったのが、神戸新聞が「生きづらさ」をテーマに、広域面や電子版などで展開している特集「生きるのヘタ会? てんてん×神戸新聞」だった。
担当者が、細川さんのイラストを見て「モヤモヤした思いも表現され、共感できる」とひかれ、「子育ての相談を寄せる人には、生きづらさを抱えている人も多い」と感じ、依頼を決めたという。
細川さんは快諾し、イラストをふんだんに使ったパンフレットが完成。8カ所の相談先を紹介し、「困っていることはありませんか?」と問いかけつつ、赤ちゃんを抱っこして「私、ダメな親なのかな」と涙する母親や、スマホをみる父親の横で「だって私がやるしかないし」と子どものおむつを替える母親のイラストなどが描かれている。
「助けて、が言えなかったり、言っちゃいけないと思っている人は多いと思う。でも追い詰められてつらいと感じたら、言っていい」と細川さん。パンフレットの表紙の問いかけに「言うことが大事」と力を込めた。
同市は現在2千部作り、イベントなどで配布。相談は児童相談所相談専門ダイヤル(TEL0120・189・783)や同市家庭児童相談室(TEL079・559・5076)で24時間受け付けている。
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