今春、大阪人間科学大を卒業したバスケットボール女子の金澤英果(はなか)さん(22)=兵庫県三田市=が、国内最高峰「Wリーグ」のチームに進む。三田市バスケットボール協会によると、同市出身の選手がWリーグ入りするのは初めてという。180センチのセンターは「どこまで通用するか楽しみ。お世話になった皆さんに活躍を見てもらいたい」と夢を膨らませている。(橋本 薫)
友人に誘われ、あかしあ台小3年から地元のミニバスケットボールチームに所属した。母美穂さん(57)は「体がひょろひょろで、無理だとずっと止めていた」。金澤さん本人も、当時の夢はテニスの選手かダンスの先生。仲間と楽しくプレーしていたが、「競技を続けるつもりはなかった」と振り返る。
だが、目標の全国大会に出られなかった悔しさから、ゆりのき台中ではバスケに熱中していく。1年から主力を張り、部活の練習後も体育館を借りて午後9時までボールを触った。3年の県総体は決勝で敗れて2位。近畿総体は全国大会出場決定戦で涙をのんだ。いずれも立ちはだかったのは氷上中。「今でもあの時の試合は見られない」。中学でも全国の夢はかなわなかった。
ただ、県の選抜メンバーや全国の有望選手を対象にした「U-14トップエンデバー」に選ばれ、全国の広さを知った。中2で172センチあったが、「自分より大きくてうまい選手がいっぱいいた。格が違った」。
高校進学時は、全国屈指の強豪など県内外から勧誘を受け、中学の先輩がいる香川の英明に進んだ。
精神的に苦しんだ1年目を乗り越え、主力になった高校2年で初の全国大会を経験した。「この瞬間のためにバスケをやってきた。やっと報われた」とかみしめる。自主性や周囲への気配りなどの人間性を高めたのも高校時代。進学した大阪人間科学大では関西学生リーグで優勝を重ね、優秀選手賞にも輝いた。
Wリーグ入りを前に三田市役所を訪れ、森哲男市長に今後の飛躍を誓った。中学時代の顧問だった竹村裕子さん(59)は「高さ以外にスピードと持久力もあったが、闘志を前に出すタイプではなかった」と成長を実感し、「バスケで進路を切り開くと思っていたが、まさかWリーグに進むとは」と快挙をたたえた。
日本代表が2021年東京五輪で歴史的な銀メダルを獲得し、注目を浴びた女子バスケ界。金澤さんは「自分はうまいとは思っていない。華のあるプレーはできないが、相手の攻撃の芽を摘んだり仲間をサポートしたり、泥くさく縁の下の力持ちになりたい」と力強く語った。

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