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 家族で子育ての方針が違うとき大切にしたいことは何か。企業主導型保育所「ととの木保育園」(神戸市垂水区)の秋山智子園長(54)に聞きました。

 -どんな悩みが多いですか。

 「しつけや子どもの健康に関すること、保育園入園のタイミングなどで、意見が異なり悩むことが多いようです。自分の両親からは『寒いから厚着をさせた方がいい』、義理の両親からは『薄着でいいのよ』と言われ、どうしたらいいのか悩んでいたお母さんもいましたね」

 -意見が食い違ったときはどうしたらいいでしょうか。

 「先の例で言えば、『暑いか寒いかはお子さんの様子を見て判断したら』とアドバイスしました。一番近くで子どもを見ている親が、その都度決めていけばいい。『言われた通りにしないと関係が悪くなるのでは』などと、身内から感じるプレッシャーは、子育てとは全く関係のないもの。子どもをしっかり見ることを大切にすれば、いろんな人の意見に左右されて揺れ動くことも少なくなります。『そんなやり方もあるのか』と聞いておく程度にしてください」

 -夫と妻でも価値観の違いがあります。

 「多少意見が違って当然。普段から意見のすり合わせができる関係性をつくることが重要です。そのためには、子どもが小さいときから世話や家事を共有し、しっかりコミュニケーションを取り合って。自分の目で子どもを見ていると、『相手の言うことも一理あるな』と同調できるようになります。また、ぶつかってしまったら『自分の理想を子どもに押し付けてしまっていないか』『相手がストレスに感じているのは何か』と考える機会にしてみてください」

 -心掛けたいことは?

 「家族や友人だけでなく、今ではインターネット上にもいろんな情報があふれています。でもそれらはすべて『他の誰か』に関すること。不安なときは誰かに頼りたくなりますが、自分の子どもに当てはまるかは試してみないと分かりません。試行錯誤は子育てに必要不可欠。子どもを見て考えることがその子への愛情につながります。楽しむことを忘れずに、納得できる子育てをしてほしいです」

【あきやま・ともこ】1965年神戸市兵庫区生まれ。幼稚園教諭や同市西区の子育てアドバイザーを経て、今年5月にととの木保育園開園。3児の母。

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