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自身の経験などを語る福井友利さん(中央)と中埜翔太さん(右から2人目)ら=1日午前、神戸市東灘区本庄町1
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自身の経験などを語る福井友利さん(中央)と中埜翔太さん(右から2人目)ら=1日午前、神戸市東灘区本庄町1

 阪神・淡路大震災で親を失った子どもたちの支援施設「あしなが育英会・神戸レインボーハウス」で1日、心のケアをテーマにしたシンポジウムがあった。同ハウスに通った中埜翔太さん(28)=広島県福山市=や福井友利さん(29)=兵庫県三田市=らがこれまでの体験や思いを語った。

 中埜さんは3歳の頃、神戸市灘区で被災し、母成美さん=当時(25)=を失った。運動会などには育ての親でもある祖母が参加してくれたが、母親らと弁当を囲む同級生を「少しうらやましく思う」こともあった。毎日通った同ハウスでは、どんなわがままも嫌な顔をせずに受け入れてくれ、「気を遣う必要がなく心の底から安心できた。第2の自宅だった」と振り返る。

 4歳の時、同県西宮市で被災した福井さんは母幸美さん=当時(31)=を亡くした。同ハウスは「同じような境遇の友達と話したり、遊んだりする大切な場所だった」という。レインボーハウスは東日本大震災の被災地にもあり、現地の遺児と触れ合った際もその存在の大きさを感じた。「レインボーでの出会いはお母さんからの最後の贈り物。大切にしたい」と話した。

 その後、レインボーハウス設立時に参考とされた米国の遺児支援施設「ダギーセンター」で責任者を務めたシンシア・ホワイトさんも講演。「痛みや悲しみを全て受け入れてくれる人と子どもたちがつながることが大切」などと語り掛けた。(篠原拓真)

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