「神戸ルミナリエ」が開幕した6日、兵庫県警の加藤晃久本部長らが神戸市中央区の会場や神戸・三宮の繁華街などを巡視した。ルミナリエは15日までの期間中に約340万人の人出が見込まれ、警備や誘導などに延べ約1660人の警察官が動員される。
加藤本部長や井戸敏三知事らは東門街や三宮センター街を視察。ルミナリエ会場近くに設けられた現地警備本部も訪れた。井戸知事は「神戸の安心、安全という原点に立ち返り、事故が起きないよう任務に当たってほしい」などと警察官や消防士らに声を掛けた。
巡視は年末特別警戒の一環。街頭犯罪や飲酒運転を防ぐため、県警は県内全域でパトロールなどを強化している。加藤本部長は「警察の総合力を発揮し、県民が安心して年末年始を迎えられるよう、警戒強化に努めたい」とした。(津田和納)