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掩体壕に置かれた練習機「SNJー5」。黄色い機体が目を引く=加西市鶉野町
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掩体壕に置かれた練習機「SNJー5」。黄色い機体が目を引く=加西市鶉野町
掩体壕に設置された練習機「SNJー5」=加西市鶉野町
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掩体壕に設置された練習機「SNJー5」=加西市鶉野町
掩体壕に設置された練習機「SNJ-5」。黄色い機体が目を引く=加西市鶉野町
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掩体壕に設置された練習機「SNJ-5」。黄色い機体が目を引く=加西市鶉野町
掩体壕に設置された練習機「SNJ-5」=加西市鶉野町
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掩体壕に設置された練習機「SNJ-5」=加西市鶉野町
練習機「SNJ-5」の操縦席=加西市鶉野町
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練習機「SNJ-5」の操縦席=加西市鶉野町

 第2次世界大戦中の米軍や、戦後に海上自衛隊などで練習機として使われた「SNJ」(別名T-6)を、兵庫県加西市の鶉野(うずらの)飛行場跡近くで展示する準備が進んでいる。同型機は、旧日本軍による米ハワイの真珠湾攻撃を描いた日米合作映画「トラ・トラ・トラ!」(1970年公開)でも改造して使われた。企画した市民団体の有志らは、実物の迫力で平和の重みを伝えたいという。8日は日米開戦から78年。(森 信弘)

 ノースアメリカン社によって1930年代に登場し、世界各国で使用された。海上自衛隊「鹿屋航空基地史料館」(鹿児島県鹿屋市)によると、日本では米国と結んだ協定に基づいて供与され、59年には航空、海上両自衛隊で200機超を所有。海自では66年まで使われた。70年公開の「トラ-」で、旧日本軍のゼロ戦などとして使われたことでも知られる。

 幅約12・8メートル、長さ約8・8メートル。同史料館で展示されていたが、台風による被害で尾翼が破損。廃棄される見通しとなったのを約2年前に知った市民団体「鶉野平和祈念の碑苑(ひえん)保存会」のメンバーや加西市防衛協会が、同飛行場跡で展示しようと借り受けた。9月に分解してトレーラーで輸送。機体の傷みは激しかったが、同保存会メンバーらが補修し、ほぼ復元できた。

 設置するのは戦時中、鶉野飛行場で航空機を隠すために使われた「無蓋掩体壕(むがいえんたいごう)」。円形の堤で囲んで木の枝や葉で覆い、米軍の攻撃から守った。正式な展示は来年3月ごろの予定。同飛行場跡では、旧日本海軍の戦闘機「紫電改」の実物大模型も展示されている。今後、保存会メンバーらは紫電改と同じような深緑に塗装する。

 保存会理事で戦史研究家の上谷昭夫さん(81)=兵庫県高砂市=は「本物なのでエンジンも積んでいる。紫電改と合わせて、戦争がなければ日米両国の飛行機が共存できることを感じてもらいたい」と話している。

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