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姫路市役所
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 姫路市立小学校(兵庫県姫路市)に勤める50代の男性教員が11月末、訪問先の小学校で3年の男子児童にけがをさせた問題で、男児がほほをたたかれるなどの具体的な暴行を受けたと訴えていることが11日分かった。同市教育委員会は教員が「顔を挟んで正面を向かせるなどした」際に頸椎(けいつい)ねんざと左肩打撲を負ったと説明したが、両親は取材に「よりひどい暴行だった」と主張。市教委は関係者から事情を聴くなどして行為の内容を調査している。両親は近く姫路署へ被害届を出す方針。

 教員は「初任者指導」の担当者で、週1回男児の通う学校を訪問。11月29日の道徳の授業に立ち会った際、姿勢を正すため女子児童の肩や背中に触れたのを男児にとがめられ、腹を立てて廊下に連れ出したという。

 両親によると男児はこのとき教員にほほをたたかれ、その際に体勢を崩して窓ガラスにぶつかった。さらに両手でほほをつかんで体を持ち上げられ、離された衝撃で窓枠に肩をぶつけたという。男児は全治約2週間のけがを負い、精神的ショックで登校できなくなった。

 11日に開かれた市議会文教・子育て委員会で市教委は「暴力によってけがをさせたことや、体に触れての指導はセクハラにつながる可能性があり、問題がある」と報告。今後、男性教員らから聞き取りをした上で適正に対応するとしている。(井沢泰斗、谷川直生)

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