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左足の指をトラバサミにはさまれたまま巣に戻ってきたコウノトリ=豊岡市内(豊岡市提供)
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左足の指をトラバサミにはさまれたまま巣に戻ってきたコウノトリ=豊岡市内(豊岡市提供)
コウノトリの負傷事案について報告を聞く関係者ら=豊岡市祥雲寺
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コウノトリの負傷事案について報告を聞く関係者ら=豊岡市祥雲寺

 野外でコウノトリが狩猟用のわなや農作物用の防獣ネットなどの人工物により死傷する事案が増えていることを受け、兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市祥雲寺)で12日、国や県、市の担当者らの連絡協議会が初めて開かれ、対策を話し合った。(石川 翠)

 同公園によると、豊岡市内で7月、コウノトリが狩猟用のわな「トラバサミ」に掛かり、足を負傷する事案が発生。野外のコウノトリは約180羽に上り、人工物による死傷も増えているという。

 協議会では、同公園の松本令以獣医が、2005~18年末までに死傷した延べ105羽のうち計47羽(約45%)が鳥獣対策の資材や電線などの人工物によるものだったと報告。特にシカやイノシシから農作物を守るために田畑に設置する防獣ネットに引っ掛かるケースが多く、ほとんどが幼鳥や繁殖中の個体だったという。「飛来した各地で増えると予想され、対応マニュアルの作成などが必要になってくる」と話した。

 同市からは、農家に対し、使用していない防獣ネットを撤去したり、ホームセンターに現在は狩猟での使用が禁止されているトラバサミの適切な販売を呼び掛けたりしていることなどが報告された。このほか「コウノトリはネットの地面にたわんでいる部分に掛かりやすい」「しっかりと張っているほうがシカ対策にも有効」などの指摘もあった。

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