総合 総合 sougou

  • 印刷
2作目「魔眼の匣(はこ)の殺人」もヒット。「2020年には3作目も出します」と語る今村昌弘=大阪市内
拡大
2作目「魔眼の匣(はこ)の殺人」もヒット。「2020年には3作目も出します」と語る今村昌弘=大阪市内

 「このミステリーがすごい!」など数々の賞に輝いた小説「屍人荘(しじんそう)の殺人」が映画化され、13日からOSシネマズミント神戸などで公開されている。度肝を抜く展開で「奇想と謎解きの見事な融合」と各方面で激賞された原作者の今村昌弘は、何と神戸在住。神戸新聞にとっては、まさにご当地作家なのだった。

 「里帰り出産だったので生まれは長崎ですが、その後は高校まで神戸。大学で一度離れましたが、就職してからずっと神戸です」

 1985年生まれ。岡山大学医学部を卒業後、放射線技師として働きながら小説を書き始めた。30歳を前に仕事を辞め、執筆に専念。2017年に発表した「屍人荘の殺人」がデビュー作となる。

 大学のミステリー愛好会で活動する主人公たちが、夏の合宿先で連続殺人事件に巻き込まれ、生き残りを懸けて謎解きに挑む。映画版の主演は神木隆之介で、共演には浜辺美波や中村倫也ら若手人気俳優がずらり。スタッフも、名だたる話題作を手掛けてきた木村ひさし監督ら、文句なしの布陣だ。

 トリックはもちろん、展開の分量配分まで緻密に練り上げた今村。本格ミステリーのファンを中心に熱狂的な支持を獲得したが、映画については「どんな人でも楽しめる作品になった」と受け止める。「原作と雰囲気は少し違うけど、トリックの見せ方や笑いの要素など映画ならではの工夫が満載。勉強になりました」

 地元ネタとしては、大好きなアニメのいわゆる「爆音上映」を見るために、塚口サンサン劇場(兵庫県尼崎市)にも出没。普段は三宮・元町かいわいをよくぶらついており、特に元町の「うみねこ堂書林」には「お世話になっている」とか。山と海が近く、生活しやすい神戸を離れるつもりは(今のところ)ない。「兵庫の皆さんには、こいつ意外と身近に住んでいるんだな、と感じながら作品を楽しんでもらえたら」(黒川裕生)

総合の最新
もっと見る

天気(1月29日)

  • 15℃
  • ---℃
  • 20%

  • 12℃
  • ---℃
  • 50%

  • 15℃
  • ---℃
  • 30%

  • 14℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ