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自己更新し続けることがミュージシャンとしての目標と話す布袋寅泰=大阪市浪速区(撮影・鈴木雅之)
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自己更新し続けることがミュージシャンとしての目標と話す布袋寅泰=大阪市浪速区(撮影・鈴木雅之)

 日本のロック界に一時代を築いた伝説のバンド「BOOWY(ボウイ)」のギタリストとしてデビューして、37年になる。現代の若者にはソロの布袋寅泰(ほていともやす)の印象が強いだろう。息長い活動を支えてきたのはギターの高いテクニック。昨年の大みそかはNHKの紅白歌合戦で演歌の大御所・石川さゆりと異色の共演を見せ、日本中を驚かせた。このほどアルバムのシリーズ「GUITARHYTHM(ギタリズム)VIを発表。28日には神戸で公演し、進化した姿を披露する。

 デビューした1980年代は、テンポの速いリズムが特徴だった。「あの時代はエネルギーを反映させることに懸命だった」と振り返る。ソロとなっても、スピード感でファンを魅了。アルバム名の「ギタリズム」は、「ギター」と「リズム」を掛け合わせた造語で、布袋の音楽スタイルを象徴する。

 ロックの歴史も変化し、迷った時期もあった。だが7年前に活動拠点を本場のイギリスに移し、多くのミュージシャンから刺激を受け、吹っ切れた。中でもイタリアのズッケロの言葉がずしりと心に響いた。「世界へ挑戦するのに自分を曲げる必要はない」

 「自分らしさを守るのも大切と思った。僕にとってギターは心を映す鏡。今の布袋を見てもらい、時代が変わってもいい音を出していると言われたい」

 最新のギタリズムVIは、オリジナル盤1枚に加え、過去の同シリーズからファン投票で選ばれた16曲で構成された1枚、さらに8月の神奈川公演のライブ音源など14曲を収録した1枚の計3枚セット(4466円)。じっくり布袋の世界を堪能できる。

 発売記念ツアーの一環として巡る神戸は、毎年のように訪れてきた街。「白髪が目立ち始めた昔からのファンも多い。自己更新し続ける姿を見せたい」と意欲的だ。神戸公演は28日午後5時半からワールド記念ホール。8500円。同ホールTEL078・302・8781

(津谷治英)

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