神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題を受け、市教育委員会が全教職員約1万2千人を対象に実施したハラスメント調査で、市教委は13日、法的な観点から調査を支援する弁護士3人を選んだと発表した。
いずれも兵庫県弁護士会に所属する高橋正樹、中村衣里、藤掛伸之の各弁護士。それぞれ労働問題、被害者支援、民事介入暴力などに詳しい。
調査は、東須磨小の問題発覚後の10月16日から2週間かけて実施し、ほぼ全員から回答を得た。現在は市教委事務局が回答内容の確認や分類を進めているが、量が膨大で、ハラスメントに該当するかどうかの線引きが難しいケースも多く、3人が法的な助言などを担う。(長谷部崇)