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組み体操の練習に取り組む小学生ら=神戸市内
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 神戸市教育委員会は20日、来年度から、市立小中学校の運動会や体育大会で、組み体操を禁止すると発表した。これまでは各校の判断に委ねていた。市教委は今年秋、指導する教職員に事前研修を受けさせるなど安全対策を強化して臨んだが、骨折6件を含む51件の事故が相次いだ。学校側からも「教員の負担が増えた」との声が上がっていた。

 組み体操を巡っては2015年以降、市立小中で746件(うち骨折210件)の事故が発生。近年は取りやめる学校が増えており、本年度は全校の約4割の94校が実施を見送った。

 久元喜造市長は7月、自身のツイッターで「わたしの権限外ですが、もう止めるべきです」と投稿。8月には、安全と判断できない場合は市教委として実施を見合わせるよう要請した。

 市教委は、実施計画書の提出など安全対策を強化するよう各校に通知したが、今秋も事故が続いたことから、久元市長が再びツイッターで「何を対応していたのか?」「やめる勇気を持って下さい」と批判。市教委が11月、有識者らによる検討会を設置し、今後の在り方を協議していた。

 市教委が今秋、組み体操を実施した学校に行った調査では、約8割が「教員の負担が増えた」と回答。検討会では「最近の子は運動能力が低下し、一律の指導で組み体操をさせることは難しい」「子どもの深刻な事故につながる恐れがあり、教員の心理的な負担も大きい」などの意見が相次いだという。(長谷部崇)

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