22日は太陽の南中高度が1年で最も低くなる冬至。兵庫県洲本市五色町では、ヒマワリのように太陽の方を向き、動きを追う追尾型太陽光発電装置の傾斜角度が大きくなっている。
台湾製の追尾型装置で、設置場所の緯度や経度を登録すると、ソーラーパネルに取り付けられたワイヤが自動的に向きを変える。
淡路島では冬至の太陽の南中高度は約32度。同約79度の夏至(6月22日)と比べ、一日を通して大きくパネルが傾く。
追尾型装置を販売・施工する同市の「スマイルあわじ」によると、常に太陽を正面に捉えることで発電量は固定式の3~5割増しになるという。一時は注目されたが、電気の固定買い取り価格が下がり、設置費用も固定式の約3倍とあって、現在の売れ行きは低調という。(吉田敦史)











