兵庫県内の一部の小中学校で２３日、２学期の終業式があった。通知表を受け取った子どもたちは、クリスマスや正月などイベントが盛りだくさんの冬休みに早速、胸を躍らせていた。

　同県播磨町の播磨西小では、体育館に集まった全校児童約３７０人に中島誠校長（５７）が「冬休みを健康に過ごし、３学期も元気な顔を見せてください」と呼び掛けた。

　続いて各教室で通知表が手渡され、１年２組の教室では担任の長谷川知佳教諭（２５）が「宿題をきちんとできました」「音楽会の練習を頑張ったね」などと一人一人に声を掛けた。女児（７）は「たくさんほめてもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。

　県教育委員会によると、この日は加古川や小野市、稲美町などの公立学校計８９校で終業式があった。ほかに姫路市では２４日、神戸・阪神間では２５日を中心に開かれる。（小森有喜）