兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は25日、今年7月に福井県坂井市で巣立ったコウノトリ2羽が韓国で確認されたと発表した。今月12日にも、同時期に坂井市で巣立った別のコウノトリが韓国で確認されており、今年に入り少なくとも3羽が日本から韓国へ飛来したことになる。
今回確認された2羽は、豊岡市生まれの同じ親ペアから生まれた雌で、それぞれ今月21、22日に韓国の西海岸で見つかった。2羽の場所は約60キロ離れていた。同公園と協定を結ぶ韓国教員大から情報提供があり、足輪で個体を識別した。
日本で巣立ち、韓国への飛来が確認されたコウノトリは2014年以降、計8羽となった。(石川 翠)











