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城南雅一氏(神戸市提供)
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城南雅一氏(神戸市提供)

 神戸市は25日、ポートライナーなどを運行する外郭団体「神戸新交通」(同市中央区)の新社長に、能勢電鉄社長の城南雅一氏(61)が内定したと発表した。労働組合役員への不正な給与支給など相次ぐ不祥事を受けた措置。1月16日に開く新交通社の臨時株主総会と取締役会で正式決定する。これまで同社社長は市幹部OBが就くのが慣例で、民間からの登用は初めて。

 同社では4~5月、労組役員に賞与や超過勤務手当の名目で、計約2200万円を不正に支給していたことなどが次々発覚。久元喜造市長が監査請求に踏み切り、市監査委員は9月、監査結果をまとめた。

 同社は11月、コンプライアンス(法令順守)や監査部門の強化などを掲げた計画を策定。市によるとその後、昨年4月に社長に就いた市幹部OBの後藤範三氏から「会社再生の一定の方向性が示された」として退任の申し出があったという。

 城南氏は神戸市出身。1982年に阪急電鉄に入り、鉄道営業部長や阪急バス常務取締役などを歴任し、2014年から能勢電鉄社長を務めている。同電鉄の社長は退任する。民間出身者の登用は監査結果を踏まえた対応で、会見した市の油井洋明副市長は「市民目線でのサービス向上や、風通しのよい職場環境づくりを期待したい」と述べた。

 一方、一連の不祥事を巡る関係者の処分に向けて同社が設置した調査委員会の結論は出ておらず、他の不適切事案の有無などを調べる外部調査も続いている。油井副市長は「新体制で厳正な対処をしてもらいたい」とした。(石沢菜々子)

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