新年の五穀豊穣や安寧を願う「追儺式」が3日、神戸市須磨区の妙法寺であった。鬼たちがたいまつの火を散らしながら舞を披露し、邪気を振り払った。
同寺によると、平安時代から続くとされる伝統行事で、農繁期を終えた鬼たちが伊勢参りへ向かう様子を表現している。地元住民らでつくる保存会が継承し、神戸市の無形民俗文化財に登録されている。
白鬼、黒鬼、子鬼の計10体が本堂に登場。木彫りの面とかずらをまとい、おのや木づちを握りしめて盛んに足を踏み鳴らした。鬼は大きな丸餅をたたき割って境内にまき、参拝客は幸せをつかもうと手を伸ばした。
子鬼役を務めた妙法寺小3年の男児(8)は野球少年。「今年は4番と捕手のレギュラーを守り抜きたい」と抱負を語った。(鈴木雅之)











