兵庫県警の年頭視閲式が7日、神戸市中央区のメリケンパークであった。冷たい雨が降る中、警察官約560人と白バイやパトカーなどの車両41台が、加藤晃久本部長の点検を受けた。
警察官の統率力を高め、県民の安全を守る決意を表明する恒例行事で、1958年から続いている。
西影正明総務部長の総指揮の下、機動隊員や広域緊急援助隊員らが整列。加藤本部長がオープンカーで各部隊を視閲した。
加藤本部長は訓示で、暴力団壊滅やテロの脅威に向けた諸対策の推進などに触れ、「県民の期待と信頼に応えるべく、一体となり、力強い警察の実現に向けて尽力してほしい」と述べた。
この後、自動小銃を持った犯人役を機動隊員が制圧するデモンストレーションや、各部隊の行進なども披露された。(岡西篤志)









