関西国際大(三木市)を運営する学校法人濱名学院(尼崎市)と神戸山手大を運営する学校法人神戸山手学園(神戸市中央区)との合併が昨年12月に国の認可を得たことを受け、兵庫県庁で8日、濱名学院の濱名篤理事長や神戸山手学園の楠見清理事長ら両法人幹部に認可書が渡された。両法人は今年4月に合併する。
少子化を受け、私立大同士での学部譲渡を可能とした国の制度改正を利用。神戸山手大が現代社会学部を譲渡し、関西国際大神戸山手キャンパスとなる。2021年春に学部再編を計画している。
新たな法人名は「濱名山手学院」で濱名氏が理事長に就く。神戸山手女子中学・高校の名称は変わらず、濱名山手学院が運営を引き継ぐ。
この日、井戸敏三県知事から認可書を受け取った濱名氏は「グローバル化や防災など、変化の大きい時代に合った教育ノウハウを神戸で発揮したい」と抱負を述べた。(佐藤健介)









