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「兵庫五国連邦プロジェクト」のポスター第2弾。五国と関西2府3県の共通点をアピールする=兵庫県庁
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「兵庫五国連邦プロジェクト」のポスター第2弾。五国と関西2府3県の共通点をアピールする=兵庫県庁

 兵庫「五国」が関西2府3県を勝手に応援-。兵庫県内を旧五国ごとにPRする県の「兵庫五国連邦プロジェクト」の第2弾ポスターが完成した。丹波と京都府、淡路と和歌山県など五国と関西各府県との共通点を見つけ、二つの地域を“勝手に”応援する。担当者は「関西全体を巻き込んで、ふるさと自慢をし合いたい」と力を込める。(前川茂之)

 同プロジェクトは、「一つにまとまりきれない」と言われてきた兵庫県の多様性を逆手に取り、五国それぞれの魅力を前面に打ち出す取り組みで、昨年度から展開している。第1弾ポスターでは「祭りの時、仕事してたら怒られました」(播磨)など五国ごとの「あるあるエピソード」を紹介した。

 第2弾では、五国ごとに関西2府3県との共通話題を見つけて組み合わせ、マンガとポエムで紹介する。

 淡路とタッグを組むのは和歌山県。タマネギとみかんという、誰もが認める日本のトップブランドを持つ両地域だが、地元ではともに「買ったことがない」という人も少なくなく、「誇り高き土地の恵みを、分け合う豊かさ」があると褒めたたえる。

 但馬は「近江牛」の牛肉つながりから滋賀県。丹波はデカンショ節の語源の一説とされる「デカルト・カント・ショーペンハウエル」から、哲学つながりで隣接する京都府が選ばれた。タータンチェックなどでおしゃれな印象の神戸・阪神(摂津)は、ヒョウ柄など個性的なファッション文化がある大阪府と「柄自慢」でつながる。

 残る播磨のペアは奈良県。それぞれの名物「サバずし」と「柿の葉ずし」が共通するのが理由という。

 ポスターは関西のJR、私鉄の主要駅や観光施設などに順次掲示している。掲示場所も募集しており、ウェブサイト(https://u5h.jp/contact)から申し込む。

 作成に携わった県広報官の湯川カナさんは「他府県の人のふるさとを褒めることで、兵庫の良さにも関心を向けてもらいたい」と話している。

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