新型コロナウイルスによる肺炎への懸念が広がる中、中国の旧暦の元日を祝う「春節祭」が24~26日に開かれる神戸市中央区の中華街・南京町では、各所に消毒液を設置するなどして予防策に努めている。
南京町商店街振興組合によると、春節祭では3日間で25万人の来場を見込む。期間中、南京町広場や東側の長安門付近など計5カ所に消毒液を設置。観光客に手洗いを奨励する。またこの日、加盟する飲食店約50店を巡回し、消毒液の配備やマスク着用の徹底などを呼び掛けた。
同組合の曹英生理事長(63)は「できる限りの予防措置で、安全・安心な祭りを目指す」と話した。(辰巳直之)









