神戸大病院(神戸市中央区)は28日、最大46人分の患者の口腔の画像データなどが入ったマイクロSDカード(縦10ミリ、横8ミリ)1枚を紛失したと発表した。すでに患者全員に伝え、謝罪したという。
同病院によると、カードに記録されていたのは、歯科口腔外科を受診した患者の氏名とカルテ番号の写真、口腔内の写真。具体的な数は不明で、顔全体が分かる写真はないという。
2019年12月5日、研修医が外来診察室で、カードを変換アダプターに差した状態で電子カルテの登録作業をした。その後別棟の医局医員室で作業したところ、データが読み込めず、外来診察室に戻って鍵付きの棚に保管。翌6日、変換アダプターからカードが脱落していることに気付いたという。









