今月23日、神戸市須磨区のマンションに子ども4人を放置した両親が保護責任者遺棄容疑で兵庫県警に逮捕された事件を受け、久元喜造市長は29日、外部の専門家による検証委員会を設置する方針を示した。事件は昨年11月に起き、生後3カ月の三男が死亡した。放置との因果関係は解明されていないが、事実関係などを精査するという。
児童虐待防止法は「児童が心身に著しく重大な被害を受けた事例」は、虐待の防止のために調査研究や検証を行う-と定める。最近の同市では2017年に、相次いで2件起きた保護者による無理心中について、検証委の報告書が提出されている。
今回の両親については、長女が乳幼児健診を受けなかった17年11月以降、所管する須磨区こども家庭支援課が約20回の訪問や38回の電話連絡で養育状況を確認していた。検証委について市こども家庭局は「できれば19年度中に設置したい」としている。(上杉順子)











