“インスタ映え”スポットとして人気の神戸市のモニュメント「BE KOBE」。その第3弾で、神戸市北区、西区にまたがる神出山田自転車道に設置される「BE KOBE」のデザインが決まった。木製で、コンセプトは風光明媚な里山に溶け込む「自然からの贈物」。5月末ごろに完成する予定という。
「BE KOBE」は2017年、同市中央区のメリケンパークに初めて設置され、人気を呼んだ。19年には神戸・ポートアイランドのポーアイしおさい公園にも完成した。
神出山田自転車道は老朽化が激しく、昨秋に改修。その際、つくはら湖のほとりに位置する「つくはら大橋休憩所」(同市北区)に同モニュメントを置くことになった。市は設計や製作を受託する業者を公募し、関西造園土木(同市兵庫区)などでつくる共同企業体の提案を選んだ。
第3弾の「BE KOBE」は天然杉製。御影石製の土台の手前には溝があり、訪れたサイクリストが自転車を固定して記念撮影できるようにする。湖面を望む柵にも、前輪を差し込んで駐輪可能な工夫などを施すという。(上杉順子)