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「神戸ひきこもり支援室」の看板を掛ける久元喜造市長(左)=3日午前、神戸市中央区橘通3
「神戸ひきこもり支援室」の看板を掛ける久元喜造市長(左)=3日午前、神戸市中央区橘通3

 神戸市は3日、「神戸ひきこもり支援室」を開設した。引きこもっている市民に対するワンストップの相談窓口で、背景にある健康や就労、教育、住居などの問題にも関係部局・機関と連携して対応する。社会的な関心の高まりから市への相談が増え、既存の支援をより充実させる必要があると判断した。同市によると、自治体による総合支援拠点の開設は全国でも珍しいという。(上杉順子)

 内閣府調査による引きこもりの出現率を市人口に換算すると、市内には約6600人の要支援者がいると推計される。2009年に市が設置した「ひきこもり地域支援センター ラポール」(同市兵庫区)への19年度の相談件数は1135件の見込みで、前年度比1・5倍と急増。支援室の開設後も、ラポールは継続支援のため存続させる。

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