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北神急行の車両(資料)
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北神急行の車両(資料)

 兵庫県は2020年度から、神戸市が6月の移行を見込む北神急行電鉄の市営化を巡り、同市に対して複数年に分けて計約20億円の財政支援を行う方針を固めた。同市は北神急行の親会社の阪急電鉄から198億円で事業譲渡を受けることになっており、譲渡費の一部を補助することで、市が目指す大幅な運賃値下げを支える。市は谷上-三宮間の現行運賃(大人550円)を半額程度の280円にすることを見込んでいる。

 北神急行は神戸市北区の谷上と都心の新神戸駅間(約7・5キロ)を8分で結ぶ。北摂・北神エリアからの通勤、通学者らには利便性が高い半面、整備時に路線の大半を占めるトンネルの建設費が膨らみ、初乗り料金が370円と割高となっている。

 県と同市は1999年度、自治体として全国で初めて民間鉄道に補助金を投入し、北神急行を支援。今も年間1億3500万円ずつを拠出している。それでも割高な運賃が利用低迷を招いているため、同市は事業譲渡により市営地下鉄西神・山手線と一体運用し、運賃値下げを実現する考え。

 同市は昨年、大幅な運賃値下げに向け、県に現在と同水準の支援を要請。これを受けて県は、現在の補助金は取りやめるが、市外からの利用客数の割合に基づき、事業譲渡費の1割に当たる約20億円を補助する方針を決めた。

 同市によると現在、北神急行の乗降客数は1日約2万4500人。市営化直後には、運賃値下げの効果で1日3万人以上に増えると見込んでいる。(井関 徹)

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