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被災者の証言集作りに向けて寄付を呼び掛ける牧秀一さん=5日午後、神戸市役所(撮影・中西幸大)
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被災者の証言集作りに向けて寄付を呼び掛ける牧秀一さん=5日午後、神戸市役所(撮影・中西幸大)

 阪神・淡路大震災の被災者支援を続けるNPO法人「よろず相談室」(神戸市東灘区)の理事長、牧秀一さん(69)が5日、被災者の証言記録集作りに必要な支援金を募ると発表した。震災20年を機に、被災高齢者や震災障害者の証言映像を撮影。19人分の文集出版を目指す。牧さんは「被災の現実を伝えるため、協力をお願いしたい」と話す。

 よろず相談室は牧さんが発足させた。復興住宅の戸別訪問や、東日本大震災などの被災地へ励ましの手紙を届ける活動を続けている。

 証言映像は、牧さんが関わってきた被災高齢者と震災障害者、遺族の計22人を計約40時間にわたって撮影。がれきの下敷きになって車いす生活を送る女性や、兄弟2人を亡くし、母親に後遺症がある男性など、震災がどんな転機になったのかを映している。

 有志で編集作業に取り組み、来年1月、掲載の承諾が得られた19人分を出版する計画。初版1500部の印刷・製本などの経費に225万円を見込み、うち120万円分をクラウドファンディングで募りたい考えだ。5千円以上の寄付者には完成した証言集を贈る。牧さんは「証言集をきっかけに、被災したときにどう生き抜くかを多くの人に考えてほしい」と意気込む。

 クラウドファンディングへの参加はよろず相談室のホームページから。直接の寄付も受け付けている。

(金 旻革)

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