冬型の気圧配置の影響で強い寒気が流れ込み、兵庫県内は6日朝、厳しい寒さとなった。神戸1・7度、家島(姫路市)1・4度など県内5地点はこの冬一番の冷え込みに。豊岡市の市街地や宍粟市北部の平野部などでは今季初めて本格的な雪となった。
神戸地方気象台によると、同日朝の最低気温は姫路で氷点下0・4度、三田で同1・1度になるなど、県内に20ある観測地点のうち11地点で氷点下となった。
県北部では5日夜から降雪を観測。宍粟市波賀町の平野部では6日朝、民家の屋根などに雪が2センチほど積もった。同町の波賀小学校では校庭がうっすらと雪化粧し、子どもたちが雪合戦を楽しんだ。
県北部は6日昼すぎまで雪が降るという。7日朝は各地で冷え込みが強まるが、日中の最高気温は神戸8度、姫路9度と平年並みになる見込み。(田中宏樹)









