寒波の影響で、兵庫県北部では6日、この冬初めて本格的な雪が降った。豊岡市で19センチ、朝来市では15センチの積雪を観測。暖冬で雪不足に苦しんできたスキー場では、ようやく本格営業に向けた準備が進められた。
神戸地方気象台によると、この日午後8時までの最低気温は神戸1・7度、家島(姫路市)1・4度、香美町0・2度。県内20の観測地点のうち5地点で今季最低を記録し、11地点で氷点下となった。
神鍋高原(豊岡市)のスキー場「アップかんなべ」は7日からの営業開始を決定。ハチ北高原スキー場(香美町)も全面滑走が可能となった。神河町の「峰山高原リゾートホワイトピーク」はこの日の雪で2本目のコースが稼働し、前日の2倍近い人でにぎわった。
同気象台によると、7日朝はさらに厳しい冷え込みとなる見込み。(鈴木雅之、石川 翠、金海隆至、井上太郎)









