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マスク着用への理解を利用客に呼び掛けるバスチケット売り場=神戸市中央区雲井通7
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マスク着用への理解を利用客に呼び掛けるバスチケット売り場=神戸市中央区雲井通7

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、兵庫県内の接客業でもマスクを着用する動きが広がっている。一方で「マスク姿の接客は失礼」というマナー上の理由から、着用への抵抗感も根強い。関係者は日々更新される感染拡大の状況を注視しながら、判断に頭を悩ませている。

 神戸阪急(神戸市中央区)などを展開するエイチ・ツー・オーリテイリング(大阪市)は1月26日から、インフォメーションカウンターと免税カウンターの従業員にマスクを着用させている。これまでは上司の判断に任せていたが、「衛生管理の一環として全店に通知した」(広報担当者)。他の売り場でも従業員が希望すれば、許可するよう各店に通達した。

 大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリングも1月下旬から、希望する従業員のマスク着用を容認した。「今のところ買い物客からの苦情やトラブルはない」という。

 昨年末、従業員のマスク着用を「原則禁止」にし、物議を醸した小売り大手のイオン(千葉市)。同社は「あくまで『原則』で、全面禁止ではない。もともと花粉症や風邪など必要な場合は認めている」と説明する。訪日客が多い店舗もあり、「従業員の健康管理に努めていく」とした。

 神戸市内で営業するホテルは、フロントやルームサービス、レストランなどで職員のマスク着用を認め、宿泊客に理解を求める文書を施設内に掲示した。通常はマスク着用を推奨していないが、「いろいろな人と接触する職場なので、防止対策が必要と判断した」と担当者は説明する。

 交通機関では対応が分かれている。

 JR西日本はこれまでマスクの着用を控えていたが、1月11日から認めた。西日本ジェイアールバス(大阪市)はチケット売り場の担当者らにマスクを配布。窓口にマスク着用を周知する張り紙をした。

 ただ、神戸市内のタクシー会社は「マスクは原則、症状のある人がするもの」という専門家や自治体の意見を示し、従業員らになるべく着用しないよう呼び掛ける。担当者は「表情が見えなかったり声がこもったりすると、利用者に不安や不信感を与える」と説明。手洗いやうがいを徹底させ「体調が悪い人は速やかに休むよう指導している」と強調した。(末永陽子)

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