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225系車両の車いす・ベビーカースペース(JR西日本提供)
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225系車両の車いす・ベビーカースペース(JR西日本提供)

 JR西日本は19日、新快速や快速として運行する「225系」を新たに144両製造し、神戸線などに2020年度から投入すると発表した。全車両に車いすやベビーカー用のスペースを設け、利便性を高める。

 225系は尼崎脱線事故を受け、衝突時の衝撃を吸収するなどの安全対策を強化した車両で、10年から使用。車いすなどのスペースがある車両は、これまで1編成に1~4両しかなかった。既存車両の老朽化に伴う新車両の製造に際し、国土交通省のガイドラインに基づいて改善した。主に神戸、京都線で23年度までに順次置き換える。投資総額は約250億円。

 新規投入線区を走る現行車両の転用により、関西線などで運行する国鉄時代の「201系」は、24年度までに全て引退する予定という。

 また、神戸線などを走る223系の330両には、4カ国語で運行案内できる液晶ディスプレーを21年度末までに整備する。(田中真治)

 

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