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神戸市教育委員会が入るビル=神戸市中央区東川崎町1
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神戸市教育委員会が入るビル=神戸市中央区東川崎町1

 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、弁護士による調査委員会の聞き取りに、4人の加害教員はいずれも「悪意はなかった」という趣旨の説明をしていたことが分かった。これに対し21日に公表された報告書では、ハラスメントした側は害を加えている事実に気付かず、被害側が心情を隠して関係性を続けていく-という「構造的な『いじめ』の危険が現実化した」と指摘した。(田中陽一)

 加害教員4人を巡っては、男性教員(25)へのハラスメント行為として昨年8月末までの約2年半で103項目が認定された。前校長のパワハラや他の被害教員3人への行為を含めると計125項目に上った。

 報告書によると、最も多い89項目を認定された男性教員は、動機について「びっくりさせたかった」「驚く顔が見たかった」などと繰り返し調査委に説明し、悪意を否定。この教員と親しく、34項目を認定された別の男性教員も「単なる悪ふざけ、じゃれあいととっていた」とした。

 残る2人も「職員室の雰囲気から少々ならちゃかしてもよいという空気を感じ、悪ふざけが過ぎた」「むしろ慕われているという認識だった」と話した。

 こうした状況について調査委は「(被害教員は)先輩との関係性を維持しなければ学校でやっていけないと思い、我慢して付き合いを継続していた」と報告書に明記。典型的ないじめの構図が教育者集団内で生じたことは「極めて重く受け止められるべき」と強調した。

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