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鳴門海峡の渦潮
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鳴門海峡の渦潮

 「鳴門の渦潮」の世界自然遺産登録に向け、兵庫・徳島両県と関係市などでつくる「兵庫・徳島『鳴門の渦潮』世界遺産登録推進協議会」が、単独で登録を目指す従来の方針を転換し、世界各地にある渦潮と連携した共同申請を目指す計画であることが5日、分かった。「世界の渦潮群」として申請した方が、登録の可能性が高いと判断した。ただ他国との共同研究や調整などが必要で、長期にわたる取り組みとなりそうだ。

 同協議会は2014年に発足。遺産登録の選考で問われる「顕著な普遍的価値」を立証するため、渦潮のメカニズムや文化的価値など各種調査を進めてきた。しかし渦潮は他国でも確認されている上、鳴門の渦潮の真上には人工物の大鳴門橋(おおなるときょう)が架かっていることから、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が示す「唯一性」「最上級の自然現象」といった登録要件を満たすのは難しいと判断した。

 兵庫県淡路県民局によると、渦潮はノルウェーやスコットランド、イタリア、カナダなど複数の国・地域で発生しており、詳しいメカニズムなどは分かっていないという。同県民局は昨年、世界最速の潮流による渦潮が見られるノルウェーのサルトストラウメン海峡を視察。19年度中に報告書をまとめ、環境省に提出する。

 20年度からは同国を中心に共同調査を進める計画で、同県民局は「難しく長い道のりだが、各国と連携して登録を目指したい」としている。(赤松沙和)

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