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 中国の新型コロナウイルス感染者約5万6千人を世界保健機関(WHO)と中国政府が調査した報告書の日本語版が公表された。感染者の約8割が30歳から69歳で、19歳未満はわずか2・4%。一方で、80歳以上の感染者の死亡割合を示す致死率が21・9%と、年齢とともに重症化のリスクが高くなる傾向があるという。(霍見真一郎)

 2月16日から同24日にかけ、WHOが中国政府と合同で5万5924人の感染者などを調査した。日本語版は39ページにまとめられ、WHO神戸センター(神戸市中央区)のホームページで公開している。

 同センターと厚生労働省で翻訳。感染者の典型的な症状は、発熱(87・9%)や、痰(たん)の絡まない空ぜき(67・7%)などで、風邪やインフルエンザと似通っているとする。多くの感染者は軽症だったが、呼吸困難などの重症者(多臓器不全などの重篤者含む)が19・9%おり、インフルエンザの重症化率1%未満を大きく上回る。

 調査対象の感染者は、生後2日から100歳までいるが、子どもの感染は比較的少なく、かつ軽度。19歳未満の報告は2・4%で、その中でも重症化(重篤者含む)は2・7%にとどまるという。同センターは「仮に報告例が少ないだけとしても、罹患(りかん)率が比較的低いとは言える」とする。

 致死率は3・8%。ただ、1月1日から同10日に発症した人の致死率が17・3%だったが、医療体制の強化に伴い、2月1日以降は0・7%に抑えられた。

 一方、基礎疾患がない人の致死率が1・4%だったのに対し、心血管疾患の人は13・2%、糖尿病は9・2%、慢性呼吸器疾患は8・0%など、持病がある人の致死率は相対的に高かった。

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