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光の柱が上に伸びるとともに太陽光が雲海にも反射して幻想的な風景が広がった=15日午前6時35分、養父市の氷ノ山(木藤将人さん撮影)
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光の柱が上に伸びるとともに太陽光が雲海にも反射して幻想的な風景が広がった=15日午前6時35分、養父市の氷ノ山(木藤将人さん撮影)

 太陽から光の柱が伸びているように見える自然現象「太陽柱」(サンピラー)が兵庫県最高峰の氷ノ山(養父市、1510メートル)で観測され、同県丹波篠山市の会社員木藤将人さん(48)が撮影に成功した。

 木藤さんは登山が趣味で、ほぼ毎週のように氷ノ山に登っている。「毎回違う景色を見られるのが魅力」と、この時期は霧氷や星空などを撮影しながら山頂を目指すという。

 太陽柱は、15日早朝に撮影した。太陽光が大気中の氷の結晶に反射して柱状の光が見える現象で、木藤さんはこれまでに数回撮影したことがある。

 この日は未明に登山を開始し、標高1400メートルにさしかかる頃、夜明けを迎えた。時折、太陽の方角を振り返りながら歩みを進めていたが、午前6時半ごろ、徐々に光の柱が上に伸びる様子に目を奪われた。

 1分以内の出来事だったといい、木藤さんは「めったに見られないので、とても興奮した」と話していた。(斎藤雅志)

 

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