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 国内の新型コロナウイルス感染者の発症日を調べると、政府の専門家会議が「1~2週間が急速な拡大か終息かの瀬戸際だ」と警鐘を鳴らした2月24日以降、爆発的な感染拡大は起きていないが、ピーク越えとは言えない状況が続いていることが17日、共同通信の分析で分かった。知事が独自の「緊急事態宣言」を出した北海道では減少傾向となった一方、愛知県や兵庫県では高齢者施設でクラスター(感染者の集団)が発生して拡大しており、懸念材料となっている。

 専門家会議は警鐘を鳴らした後の感染状況を分析し、19日に必要な対策などをまとめた新たな見解を発表する予定。共同通信はこの間の状況を調べるため、2月24日から3月16日までの3週間に自治体から厚生労働省に報告された感染者(クルーズ船やチャーター機の帰国者を除く)のうち、せきや発熱などの発症日が明らかな約680人を分析した。

 発症してから検査結果が出て発表されるまでに7日以上かかることが多い上、検査数は日によってばらつきがあるため、より正確な実態を把握できる可能性がある。

 全国的には、2月下旬~3月上旬にかけて1日の発症者が20~30人程度の横ばい状態が続いた。10日ごろから減少傾向にあるが、まだ自治体に報告されていない例も多いと考えられ、ピークを越えたとは言えない。これまでの報告ペースを考えると今後、逆に増加する可能性がある。

 感染者数が152人と全国で最も多い北海道では、2月中旬に発症する人が急増。18日と21日は1日に10人に達した。しかし28日に知事が法的根拠のない「緊急事態宣言」を出し、外出自粛を要請した後は減少傾向にある。

 感染者数が123人と2番目に多い愛知県では、通所介護(デイサービス)が介在したクラスターが出現。3月7日と9日の発症者は11人に上った。兵庫県では1日に初めての感染者が確認された後、介護老人保健施設や病院でクラスターが発生し、16日までの感染者数は82人に達した。2日と8日の発症者が5人と多く、早い人は2月21日に発症していた。17日には新たに4人の感染が確認された。

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