桜に似たアーモンドの花が、神戸市東水環境センター（同市東灘区魚崎南町２）の敷地で見頃を迎えた。一般開放された遊歩道沿いに植わる５６本の並木が淡いピンク色の花を咲かせ、春の訪れを告げている。

　アーモンドはバラ科の落葉高木。桜より少し大きな花は、枝から直接咲く。同センターの担当者は「今年は３月上旬に咲き始め、今週末にピークになりそう」と話し、花は来週いっぱいまで楽しめるという。

　３月の一般開放は午前７時～午後６時。２８日に予定していた花や模擬店などを楽しめる恒例イベントは、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった。

　神戸地方気象台によると、１８日の神戸の予想最高気温は１６度。姫路と洲本は１７度で、いずれも４月上旬並みの陽気となる見込み。今週の兵庫県は高気圧に覆われる日が多く、最高、最低気温ともに平年を上回るとみられる。（辰巳直之、杉山雅崇）