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分散して掲示された受験番号から、自分の番号を見つけて喜ぶ受験生ら=神戸市灘区城の下通1(撮影・秋山亮太)
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分散して掲示された受験番号から、自分の番号を見つけて喜ぶ受験生ら=神戸市灘区城の下通1(撮影・秋山亮太)

 兵庫県内の公立高校で19日、2020年度一般入試の合格発表があった。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、直前に中学校が臨時休校となる異例の入試に。各校ではこの日、不安を乗り越え「春」をつかんだ受験生の笑顔がはじけた。

 一般入試は12日(総合学科の実技検査は13日)にあり、全日制は2万3719人(平均倍率1・06倍)が、定時制は805人(同0・52倍)が受験。小野市を除く県内市町の中学校が3月初旬から休校になり、塾や図書館も休みとなる中、多くの受験生は自習中心の勉強を余儀なくされた。

 この日、定員320人に344人が受験した神戸市灘区の県立神戸高校では、受験生が密集しないよう、合格発表の場所を例年の食堂から広い講堂に変更。窓を開放した講堂内の8カ所に分け、受験番号を張り出した。午前10時、講堂の扉が開けられ、受験生は番号を見つけると「やった!」などと歓声を上げて喜んだ。

 芦屋市立潮見中学校の生徒(15)は、塾の自習室などで勉強を重ねたといい、「不安だったけれど、大丈夫と自分に言い聞かせて臨んだ。憧れのかるた部に入りたい」と語った。(太中麻美)

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